妊娠編

妊娠中は、ふだんの生活の何気ないことでもいろいろ気になってしまいます。お出かけもしたい!スポーツは大丈夫?何を食べたらいいの?セックスは?妊娠中だって、素敵にエンジョイしたいもの。どこまでOK?盛りだくさんの悩みをすっきり解決しましょう。

Q1妊娠するとたばこはどんな影響があるの?
Q2アルコールは赤ちゃんに影響するの?
Q3つらい便秘、なんとかしたい!
Q4電子レンジやパソコン・携帯電話など周りにあふれる電磁波が心配
Q5おなかをぶつけて心配!
Q6こたつやホットカーペット・カイロは大丈夫?
Q7パソコンの電磁波が心配
Q8ライブの大音響は大丈夫?
Q9ひどい肩こりどうしよう?
Q10甘いおやつという誘惑
Q11食べ物のにおいがイヤ
Q12つわりはいつまで続くの?
Q13シミができてしまった!これも妊娠のせい?
Q14足がつりやすくなったみたい
Q15つわりがひどくて激痩せ!入院しなきゃいけないの?
Q16カナヅチでもマタニティスイミングをした方がいいの?
Q17エステでの脱毛処理、続けてもいい?
Q18痛みも出血もないのに、流産?
Q19ビタミン剤を飲んでもいい?
Q20温泉に入ってはいけないの?
Q21高齢出産なのですが…
Q22「お腹が張る」というのはどんな状態?
Q23妊娠中でも予防接種は大丈夫?
Q24歯の治療で痲酔をしてしまった
Q25子宮筋腫が見つかりましたが、妊娠しても大丈夫?
Q26妊娠中にビタミンなどのサプリメントを飲んでも大丈夫?
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医療法人愛育会 渡辺理事長にお話を伺いました。

監修:渡辺忠義
西新渡辺産婦人科院長 医療法人愛育会 理事長)

先生への質問はホームページからもどうぞ

 

Q1妊娠前からたばこを吸っています。友人から禁煙したほうがよいと言われるけれど、なかなかやめられなくて。妊娠するとたばこはどんな影響があるの?

A1たばこを吸うと、ニコチンの影響で血管の収縮が起こります。そのためにおなかの赤ちゃんとママを結ぶ胎盤を流れる血液の量が減ってしまい、赤ちゃんに十分な栄養が運べなくなってしまうのです。

また、血液中のヘモグロビンは、酸素と結びついてこれを体に運びます。ところが、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びついてしまうと、酸素の運ばれる量が減ってしまいます。たばこを吸う事で、赤ちゃんへの酸素や栄養の供給が妨げられて、赤ちゃんが低体重児になったり、妊娠中にトラブルが発生する確率が高くなるのです。

ママが一服をするたびに、おなかの赤ちゃんは苦しい思いをしています。1日20本以上たばこを吸うママの3人に1人が低出生体重児を出産し、早産の頻度も高くなっているという報告があります。流産についても1日20本以上吸っている人は、非喫煙者の2倍の発生頻度です。もちろん、すべての喫煙者が早産や低出生体重児を産むわけではありませんが、避けられる危険は、除いてあげましょう。

Q2妊娠したけれど、夏の暑い日にはパパと一緒にビールを飲みたいときもあります。赤ちゃんに影響はあるのかな?教えて下さい

A2アルコールは、胎盤を通しておなかの赤ちゃんへ移行します。大量のお酒を飲むアルコール依存症のママの場合、「胎児性アルコール症候群」と呼ばれる障害を持つ赤ちゃんを産む確率が高くなります。少量ならばと思うこともありますが、アルコールには習慣性があるので禁酒が基本です。

 

 

Q3妊娠したら、便秘に。何日も出なくって、おなかがぱんぱんに張ってつらいです。おなかの赤ちゃんに影響はないの?
Q3便秘がなかなか治らなくて、薬局で売っている便秘薬やお茶を飲んでいます。このまま続けてもいいの?
Q3産婦人科でもらった便秘薬は効きません。妊娠前に飲んでいた薬を使ってもいいの?

A3妊娠すると、それまで便秘ではなかった人も便秘がちになります。もともと便秘がちな人はとくに注意が必要です。但し、2〜3日に一度でもきちんと便がでる場合には便秘とはいいませんので、少し様子をみましょう。

便秘になりやすくなる原因は、妊娠を順調に進めるために必要な黄体ホルモンが、腸の動きを鈍くするからです。妊娠中は、運動不足なのも便秘の原因になりがちです。大きくなった子宮が腸を圧迫して、腸の運動を妨げたり、便通を悪くする、ということもあります。でも、おなかの赤ちゃんそのものは羊水などに守られているので、便秘で子宮が多少押されても圧迫されるようなことはありません。

便秘の解消には、海藻類や野菜・果物など食物繊維が多く含まれた食品をとり、適度な運動・規則正しい生活リズムをつくる事が大切です。どうしても苦しい場合は、薬も必要です。市販の便秘薬は胎児に影響ありませんが、妊娠中は、自己判断で市販薬を使わずに、主治医に相談しましょう。便秘薬には相性のようなものがあり、全員に同じ効果があるとは限りません。処方された薬が効かない場合は、主治医に相談しましょう。尚、腸を刺激する作用の強いお茶や、市販の浣腸は避けましょう。子宮が収縮することもあります。

毎日の工夫も大切です。例えば朝起きてすぐ水や牛乳を飲んだり、朝食後決まった時間にトイレに行くなど。おしり洗浄機能のついている便座などで排便を刺激するのもいいかも。また、ヨーグルトやグレープフルーツ、ほうれん草、にんじんなどの野菜に蜂蜜を加え、ミキサーでジュースにしたものなどや、プルーンなども効果的です。便秘解消の方法は色々ありますが、体質によっても違います。自分にぴったりの方法から見つけてくださいね。

マタニティスイミングなどの適度な運動も心がけましょう。

Q4電子レンジを使った料理をよく作ります。でも電磁波が心配。
Q4仕事で毎日、パソコンを使っています。携帯も常に持ち歩いているけれど、電磁波の影響は?
Q4テレビゲームを上の子供とします。長時間はいけないの?

A4家庭でも外でもあふれる電磁派に不安を抱くママはたくさんいます。電磁波については、現時点ではまだ研究中ですが、携帯電話やコンピュータ、電子レンジなどは、通常の使用範囲ではとくに心配ないでしょう。

コンピュータは同じ姿勢を続けていると、腰が疲れることがあります。こまめに休憩を取りましょう。テレビゲームも目が疲れます。お菓子などを食べながらすると、つい食べ過ぎに。遊ぶ時間をきちんと決めましょう。

妊娠すると、病院へ行く機会が増えますよね。産婦人科の待合室にも「携帯電話の電源を切ってください」と書かれてあります!病院内の精密機械が携帯の電波で狂ってしまうことがあるので、必ず携帯電話の電源は切りましょう。

Q5大きなおなかで前が見えなくて、つまずいておなかをちょっとぶつけてしまったんです。大丈夫か心配です。
Q5車に乗っていて交通事故にあってしまい、かすり傷程度だったんですが、平気?

A5健診で異常が見られなければ心配はないでしょう。おなかをぶつけても大事に至るケースが少ないのは、妊婦さんのおなかの脂肪・子宮の筋肉・羊水といった3つの防壁によって赤ちゃんはしっかりと守られているからです。

ただし、ぶつけた拍子に腹圧がかかり、子宮内圧が高まって破水を起こす場合もありますから、妊娠中はくれぐれも慎重な行動を!

車に乗るときは、苦しくなければシートベルトの着用をするなど、おなかの赤ちゃんを保護する気持を忘れないようにしましょう。

Q6寒い日は一日中こたつに入っています。赤外線こたつを長時間使用してもおなかの赤ちゃんに影響ない?
Q6ホットカーペットでゴロゴロお昼寝をするのは良くないの?
Q6冬は使い捨てカイロが手放せません。おなかに当てるとよくないの?

A6こたつで長時間熱部分に近づくと低温やけどをすることもあります。使い捨てカイロも直接おなかに当てずに衣服の上から暖めて!

また、うたた寝は寝冷えしやすいので気をつけてください。寒いからといってずっと家にいるわけではなく、積極的にウォーキングなど体を動かしてください!

Q7プログラマーをしているため会社では一日中OA機器に囲まれたて仕事をしています。OA機器から出る電磁波の影響で流産しやすいということを聞き、とても心配しています。

A7電磁波の胎児への影響については現在世界中の研究機関で調査が進められ、日本でも各省庁が研究機関を設けて調査を始めていますが、胎児に影響を与えるという証拠は今のところ見つかっていません。ただ長時間同じ姿勢でモニターを見つづけることが多く疲れがたまってしまいがちです。時々気分転換をはかりましょう。

OA機器や家庭で使用している電磁機器から出る電磁波がどうしても心配という人には、電磁波防止ガードルやエプロンが市販されていますよ。

Q8ロックのライブに行ったとき、席がスピーカーのちょうど前でした。おなかに響くくらいの大きな音で、赤ちゃんはうるさくなかったかしら?

A8おなかの赤ちゃんの耳は妊娠4週から7週の器官形成期とよばれる時期に形づくられますが、まだ音を聞くことは出来ません。妊娠20〜23週ごろになると赤ちゃんの聴覚機能も発達し、子宮の中でママの血液が流れる音を聞いているといわれています。さらに妊娠数が進み、妊娠24〜27週ごろになるとママのお腹がより大きくなり腹壁も薄くなるため、赤ちゃんはママの声や外界の音も聞こえるようになります。

胎教はママがリラックスして楽しい気分になる音楽ならクラッシックでもロックでもOKです。

Q9もともと肩こりぎみでしたが妊娠したらますますひどくなる一方。マッサージは妊娠したらダメ?

A9妊娠して乳房が大きく重たくなると、肩への負担が増加し、そのために肩こりになる人が多いようです。また体重も妊娠の経過とともに増えるので、姿勢も変わってきますし、今まで使ったことの無い筋肉を使うため、肩もこりやすくなるのです。

体調がよければ、軽く運動を! 肩こりも楽になりますよ。

マッサージ店を利用する場合は、必ず妊娠していることを伝えましょう。気分が悪くなったり体調に変化があった場合は、すぐにストップします。電気マッサージ器や低周波治療器は肩の周囲で局部的に使うなら大丈夫でしょう。

Q10妊娠したら体重が増加。我慢しなければと思えば思うほど、イライラして甘いおやつについ手が伸びそう・・・。

A10甘い誘惑にはこんな対処法はどうかしら。おやつは果物やプレーンヨーグルト、ゼリー。コーヒーや紅茶も砂糖ナシで。スポーツ飲料や果汁を製氷皿で凍らせてアイス代わりに。おやつの買い置きをやめたり、おやつ日記をつけたり。

寝る3時間前くらいから何も食べないというのもワザですよ。

また、食べるのをガマンするよりも、食べて運動をするようにしましょう。

Q11ご飯の炊き上がるにおいに朝からむかむか。スーパーの食品売り場のにおいもダメで通っただけで吐き気がします。

A11つわりの時期に食べ物のにおいに敏感になる妊婦さんは少なくありません。冷たくすれば食べやすくなることもあります。朝起きがけがつらい場合には枕もとにビスケットやクラッカーを常備し、ひとくち食べてから朝の準備を進めると楽になるでしょう。また、外出先ではマスクも役立ちます。

Q12妊娠4ヶ月になったらつわりは始まると聞いていたのに私はまだまだダメみたい。いつになったらラクになるの?

A12平均的につわりは妊娠5〜6週ごろに始まり、12〜16週ごろまでには終わるといわれています。ただし、これはあくまでも一般論。時期や程度には個人差があります。10週くらいで終わる人もいれば、赤ちゃんが生まれるまでつわりのような症状がずっと続く妊婦さんもいます。

あまりに体調が悪いときは無理はしないで主治医に相談してください。

Q13もともとソバカス程度はあったけど、ふと気づくと色が濃くなったみたい。数も増えているんだけど、これも妊娠のせいなの?

A13妊娠するとホルモンの影響で、メラニン色素が沈着しやすくなります。そのためシミが目立つようになることもあります。出産後薄くなってはきますが、妊娠中はできるだけ日焼けをしないよう心掛けるようにしましょう。

対策としては帽子や日傘、紫外線防止効果のある化粧品等を使用するほか、ビタミンCを多く含む食品や緑黄色野菜をたっぷり摂ることも予防に繋がります。

Q141日に何度も手足がしびれたり、突然キューっとつります。ものすごく痛いし、心配なんだけど…。

A14子宮が圧迫され、下半身の血の流れが悪くなっているうえに、妊娠による体の水分の増加で手足がむくみやすくなっています。そのため、特に妊娠後期にはしびれが起こりやすくなりますが、一時的な症状なので心配はいりません。

足がつるのは、主にカルシウム不足や筋肉疲労が原因で、大きくなったお腹の重さが下半身にかかり筋肉が疲労することから起こります。急につってしまった場合は、足の指を手前に曲げたり、ふくらはぎをマッサージすると楽になります。血行をよくして、症状が治まるのをまちましょう。

Q15つわりがひどくて食べては吐く、の繰り返し。食べ物も飲み物もほとんどのどを通らず、5キロも痩せてしまいました。病院で相談したら入院をすすめられましたが、家で安静にしているだけではいけないのでしょうか?

A15ご相談のような症状は、つわりの症状が進んだ「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の状態といえます。

つわりの原因は不明な点が多いのですが、ホルモンバランスの変化や体質などの他、家庭や社会環境から受けるストレス等、精神的なことが影響している場合もあります。入院して生活環境をかえ、安静にするだけで症状が改善することもありますし、嘔吐で失った栄養を補給することもできます。まずは医師の診断どおり、入院することをおすすめします。

Q16私は泳げませんが、マタニティスイミングをすると安産ができると聞きます。やった方がいいのでしょうか?

A16妊娠すると肩凝りや腰痛、関節痛、頭痛、便秘など、様々な不快症状に悩まされることがあります が、マタニティスイミングは重力から解放されることにより、これらの症状を軽減する効果があるようです。お腹の大きくなったママでも比較的楽にでき、泳げなくても水面に浮いてリラックスできるほか、出産に向けての呼吸法が覚えられたり、友達を作ることができたりと楽しむことができるスポーツだと思います。ちなみに、妊娠中は浮きやすくなるので、通常よりも泳げるようになります。

いずれにせよスポーツは胎盤が完成して安定する16週以降から、必ず主治医の許可を得て始めましょう。

Q17電気を使った脱毛の処置は、お腹の赤ちゃんに影響しますか?これからも続けていいのでしょうか?

A17この場合の処置とは、ピンセットの先が電極になっていて、その熱で毛根を焼く脱毛法だと思われますが、その方法でしたらおそらく電気が流れるのはピンセットの先があたる毛根部分だけですし、もし赤ちゃんに影響をおよぼすほどの電気が流れていたら母体にもなんらかの影響があるはずです。赤ちゃんへの影響は心配ないでしょう。

ただ、妊娠中は皮膚が敏感になっているため、トラブルを起こす可能性が全くないとはいえません。処置はとりあえず停止し、産後の母体回復後に開始されることをお薦めします。

Q18初期の健診の超音波検査で、子宮の中に胎児が見えず「稽留(けいりゅう)流産」と言われました。出血も痛みもなかったのですが、何だか信じられなくて…。

A18稽留流産とは、子宮の中で赤ちゃんが成長していない、もしくは死亡しているにもかかわらず、子宮内にとどまっている状態を言います。出血や痛みなどの自覚症状は見られませんが、流産と同様の処置や手術が必要です。放っておくと感染症を起こしたりしますので、早めに処置を受けることが大切です。

妊娠初期の流産は、どんなに気をつけていても起こってしまうことがあります。つらいことと思いますが、心と体をいたわって次の妊娠を待ちましょう。

Q19なんだか夏バテ気味。市販のドリンク剤や栄養ドリンクを飲んでもいいですか?

A19一度に多量のドリンク剤を飲むのでなければ、問題はないと思います。ただし、妊娠初期に多量に服用すると赤ちゃんの発育に影響が出るといわれているビタミンAのようなものもありますし、ドリンク剤の中には興奮剤であるカフェインが含まれているものも多いので、妊娠中はバランスのよい食事から栄養を摂るよう、心がけましょう。

Q20夫の夏休みに温泉旅行を計画していますが、義母が妊婦は温泉に入ってはいけないと言います。本当ですか?

A20注意書きなどで妊婦の入浴を禁止してあるところも多いようですが、これは転倒などの危険性を考えてのことのようです。入浴中気分が悪くならないよう長湯を避けたり、滑って転んだりしないよう、充分注意して入浴しましょう。

また刺激の強い温泉もありますので、皮膚が敏感になっている妊娠中はその点も事前に確認しましょう。

Q21現在妊娠4ヵ月ですが、年令が39才でいわゆる高齢出産です。高齢出産の場合はダウン症など先天異常児の出生率が高くなると聞いて不安です。「羊水検査」という検査があると聞きましたが、どういうものでしょう?高齢出産の場合は受けたほうがいいのでしょうか?

A21羊水検査とは、赤ちゃんの先天性異常(染色体異常)の可能性があるかどうかを調べるもので、ダウン症や遺伝病、内臓疾患かどうかなどがわかります。検査は妊娠16〜18週の間にお腹の上から針を刺し、羊水を抜き取って行います。

 しかしこのような検査を「受けたほうがいいかどうか」は一概には言えません。検査によって胎児の異常が見つかってもその時点で何らかの有効な治療法がない場合、通告を受けた方はショックを受け、悩むことにもなるでしょう。また障害をもっているということが判明した場合、中絶という方法を取ることもできますが、検査結果がでるまでに時間がかかり、その間に胎児が大きくなるということもあります。高齢出産のママからでも健康な赤ちゃんはたくさん産まれていますし、若いママからも障害をもって産まれてくる赤ちゃんもいます。あくまでもリスクの問題であり、個人の判断によるものですので、家族や主治医とよく話し合って決めましょう。

Q22お腹が張って、ときどきは痛みもあります。しばらくじっとしているとおさまりますが、大丈夫でしょうか?「お腹が張る」というのはどういう状態なのでしょう?

A22「お腹が張る」というのは、子宮が収縮したときにおこる状態です。安静にしてすぐおさまるようならば心配いらないと思います。張りがおさまらず規則的に張るようならば、主治医に相談しましょう。

Q23昨年上の子の幼稚園ではインフルエンザが流行り、私もうつってしまって大変でした。この冬は予防接種を受けておきたいと思っているのですが、今妊娠中です。妊婦でも問題ないのでしょうか?

A23「流行性感冒」と呼ばれるインフルエンザのウィルスは感染力も強く、高熱が続くなど普通の風邪に比べて症状が重くなりやすいので、抵抗力が弱っている妊婦さんにはつらいものです。特に早産や切迫流産の傾向がある人は注意が必要です。現在のところインフルエンザワクチンが胎児に影響を与えるとは考えられておらず、基本的に問題はありません。しかし必ず主治医に相談してから受けましょう。また妊婦には接種を行っていない病院もありますので確認が必要です。

Q24妊娠4ヵ月ですが、歯の治療で痲酔をしてしまいました。赤ちゃんに影響はないでしょうか?

A24歯を削ったり抜歯をしたりする際には、その部分だけに効果がある局所痲酔を使うことが多いのですが、通常量の局所痲酔はごく少量なので、まず赤ちゃんへの影響は心配いりません。抜歯などの後に処方される抗生剤や鎮痛剤も、だいたい赤ちゃんには影響のないものですが、もし心配なら産科の主治医に相談しましょう。

歯科医には、必ず妊娠中であることを告げておきましょう。

Q25子宮筋腫が見つかりましたが、医師は現状では心配なことはなく、治療も特には必要ないと言われました。結婚することになってますが、妊娠しても大丈夫なのでしょうか?

A25子宮筋腫は良性の腫瘍でありかつ30代〜40代の女性でみると5〜10人に1人ぐらい見られる、多い病気です。従って筋腫のできている部位(子宮のどの位置にできているか)や大きさにより治療(手術を含む)の方法が変わってきます。ご質問のケースでは恐らく大きさの小さいもののようですので定期的(6ヶ月毎)に大きさ等のチェックを受ければよいと思われます。もちろん多くの場合筋腫があっても妊娠することは可能です。また出産も普通におこなえると思います。

Q26妊娠3ヵ月なのが最近わかりました。これまでもビタミンBやCのサプリメントを飲んでいましたが、そのまま飲んでかまいませんか?

A26サプリメントもいろんな種類のものがありますがご質問のようなビタミンBやビタミンCなどは通常の量であれば問題はありません。また妊娠初期に葉酸をとると胎児の異常(神経系の異常)の予防になると言われています。