育児編

Q1赤ちゃんの行事について教えて下さい
Q2赤ちゃんがうなったり、いきんだりして苦しそう
Q3しゃっくり・くしゃみが気になるんだけど?
Q4おむつかぶれができちゃった!
Q5赤ちゃんが泣きやまない!
Q6母乳のことについて教えて!
Q7ミルクのことについて教えて!
Q8目やにが良く出ます
Q9水浴中、耳に水が入ってしまった
Q10頬や額に赤いポツポツが!
Q11鼻がつまって苦しそう
Q12大人と一緒のお風呂に入れるのはいつから?
Q13赤ちゃんには何枚着せればいいの?
Q14母親(ママ)がアレルギー体質です。遺伝しやすいと聞きましたが…
Q15ステロイド剤を処方されます。
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松口レディースクリニック院長
松口博之先生にお話を伺いました。
(Q14・Q15)

監修:松口博之
松口
レディースクリニック院長)

先生への質問はホームページからもどうぞ

 


監修:詫間由一(タクマこどもクリニック院長)

慶應義塾大学医学博士
日本小児学会認定医
日本小児神経学会認定医
日本てんかん学会認定医


先生への質問はホームページからもどうぞ

 

Q1赤ちゃんの行事について教えてください

A1
お七夜(おしちや)・・・生後7日目をお七夜といい、命名の儀式を行います。半紙の中央に大きく名前を書き、左下には、生年月日を記入。ママの床上げ(21日目)まで、貼っておくことが多いようです。出生届は、出生後14日以内に済ませましょう。

お宮参り・・・健やかな成長と無病息災をお願いする行事が、お宮参りです。男子は31日目、女子は32日目が一般的ですが、お天気がよく、赤ちゃんとママの体調がよい日を選ぶようにしましょう。

内祝い・・・昔はお宮参りの日に、誕生喜びのおすそ分けの意味でお世話になった方々に赤飯などが配られました。今はお祝いをくださった人たちへのお返しの意味ですることが多いようです。

お食い初め(おくいぞめ)・・・一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて、生まれて100日目に行うのが普通です。離乳食用の新しい食器をそろえてもいいですね。

初節句・・・初めての節句を初節句といい、女の子は3月3日の桃の節句、男の子は5月5日の端午の節句に、健やかな成長を願って祝います。

 

 

Q2ウンウンと真っ赤になってうなったり、いきんだりで苦しそう。

A2生まれたばかりの赤ちゃんがうなったり、いきんだりするのはよくあることで、苦しいわけではありません。手足をばたつかせるのと同じように寝てばかりいる、赤ちゃんにできる数少ない運動の一つです。抱っこして落ち着くようであれば、勿論抱っこしてあげましょう。

Q3しゃっくり・くしゃみが気になるんだけど?

A3しゃっくりは横隔膜のけいれんです。このころの赤ちゃんはちょっとした刺激でよくしゃっくりをします。

苦しそうに見えても本人は案外平気。気になるときは抱いたり、オムツを替えたり、白湯を飲ませると治まることもあります。また赤ちゃんの鼻の穴は小さく、粘膜が敏感なので、冷たい空気などの刺激でもくしゃみをします。くしゃみだけならカゼとは限りません。

Q4気をつけていたのに、おむつかぶれができてしまいました。どうしたらいいの?

A4新生児は皮膚も弱く、うんちの回数も多いので、おむつかぶれができやすいものです。おむつかぶれに3−4mmの赤いブツブツがいっぱい混ざっている時は、カビ(カンジダ)が原因のことがあります。そういう時は病院に行きましょう。おむつかぶれの予防・治療は清潔と乾燥!!

Q5赤ちゃんが泣き続けて泣きやみません。どうしたらいいの?

A5抱っこして下ろすとまた泣いてしまうのは、それまで感じていたママのぬくもりが消えたせいかもしれません。あるいは抱っこされていた姿勢と違って寝かせられる姿勢は丸まっておらず、伸びきる形に驚いたせいかもしれません。ぐっすり状態になるまで抱っこしていて、下ろすときに赤ちゃんの手を握ったり、胸をそっと押さえながら下ろすのがコツです。
 また、赤ちゃんが30分以上泣き続けて泣きやまなくなることが時々あります。重大な病気のことはめったになく、ちょっと近くをドライブしたりすると効果的です。あんまり泣きやまなかったり、38℃以上の熱があれば、病院に行きましょう。

Q6授乳間隔があわなくてしかも、バラバラ。一日中おっぱいを吸われているみたい。いいの?
Q6おっぱいがたりているかどうかわかりません。ミルクをたすかどうかはどこで決めるの?

A6赤ちゃんも小さいうちは哺乳力も弱く飲み方も下手なので、ある程度はチョビ飲みになってもしかたがありません。一ヶ月もすぎればだんだん授乳間隔があいてきますので、今は飲みたいときに飲みたいだけ飲ませてあげましょう。飲んでいる途中で寝てしまったら頬をつついたり、げっぷをさせたりおむつを替えたりしてみましょう。

Q7ミルクは3時間あけてと言われたけれど、1時間もしないうちに泣くんです。飲ませていい?
Q7ミルク缶の表示通り飲みません。小さく生まれたのにますます差がつきそう。大丈夫?

A71ヶ月検診までは授乳間隔が規則的にならないことが多いですね。15〜20分くらいで飲めるサイズの乳首を選び白湯などをあげてできるだけ1時間はあくようにしてみましょう。

また、ミルク缶の表示は標準体重の赤ちゃんの1日の栄養所要量から計算した量ですべての赤ちゃんに当てはまりませんよ!

Q8朝起きると目やにが出ていることがあります。眼科に連れていったほうがいい?

A8生まれたばかりの赤ちゃんは、目やにがよくでます。原因としては、涙の通り道が詰まっていることが多いですね。この場合は、目の内側の鼻の付け根あたりを、親指と人差し指で2−3分揉み揉みマッサージを続けてやると大部分治ります。目やにが出たら清浄綿で目頭から目じりへ軽くふき取って下さい。時々まつげが目の中に入り込むさかさまつげや、目やにで目が開けられないくらいだったりしたら結膜炎のこともあるので病院に行きましょう。あかちゃんの場合まず小児科で!

Q9水浴中かけ湯をしたときに、少し耳に水が入ったような気がします。どうしたら?

A9多少外から耳に水が入っても、鼓膜があって耳の奥まで行くことはありません。体を動かせば、自然にいつのまに出るか蒸発します。水が入ったと思われる耳を下にして寝かせてみたり、タオルで軽く耳を押さえて水分を取るなどで十分!綿棒は奥までいれないで。

Q10顔に赤いポツポツが出来てしまいました。まるでニキビみたい。アトピー?

A10いわゆる、赤ちゃんのニキビは1〜2ヶ月ごろによく見られます。おなかにいたときのママからのホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになるためです。アトピーなどと考えなくてもいいのもです。ケアは清潔が一番。泡立てた石けんをママの手でつけて洗い十分すすぐだけで自然に治ることが多いものです。

Q11鼻がつまっているようで、寝ていても苦しそう。綿棒でとってあげてもいい?

A11赤ちゃんの鼻の粘膜は敏感でちょっとしたことで鼻水が出やすく、鼻道も細いため、すぐに鼻詰まりになりやすいものです。綿棒を使うときは鼻の粘膜を傷つけないために入り口付近の見えるものだけにしましょう。

Q12退院してから2週間、ベビーバスで沐浴させているけど片手で赤ちゃんを洗うのは大変!まだ大人と一緒のお風呂に入れてはいけないの?

A12ベビーバスの中で赤ちゃんを支えるのは慣れないと不安なものですが、新生児期は抵抗力が弱く、細菌感染から守るためにも、大人と一緒のお風呂は1ヵ月健診が済んでからにしましょう。手の大きなパパに沐浴をお願いできると安心だし、育児参加にもなって一挙両得ですよ。

Q13赤ちゃんが今寒いのか暑いのかよくわかりません。着せるのは大人と同じくらいの枚数でいいのでしょうか?夏はエアコンをつけた方がいいの?

A13生後1ヶ月くらいまでは体温の調節がうまくできないので、冷暖房や着せ方をこまめに調節します。室温は、冬なら18〜20度、夏は外気と冷房との温度差を5度以内に設定しましょう。

 適温かどうかの目安は赤ちゃんのご機嫌です。ぐずっていたら背中に手を入れてみましょう。汗ばんでいたら暑い証拠です。赤ちゃんは多少手足が冷たくても大丈夫。寝入りばなは汗をかくので、薄着で寝かせ、寝入ってから1枚かけてあげましょう。

Q14母親(ママ)がアレルギー体質です。遺伝しやすいと聞きましたが、喘息の予防や、離乳食の与え方など注意することは何があるでしょうか?

A12喘息などのアレルギーには遺伝があり、例えば両親が喘息をもっていると、子供が喘息になる確率は一般の3〜5倍に高くなってしまいます。ダニやほこり(ハウスダスト)への接触を減らすために、絨毯は使わない、イヌやネコなど毛のはえたペットは飼わないなどに気をつけた方がよいでしょう。あと、タバコの煙を吸い込むと悪影響があり、周りの人は気をつけて下さい。

 食物との関係については、まだ正確にはわかってない点もあります。食べると湿疹が出たり、下痢になったりする食物があれば小児科に受診して、相談した方がよいでしょう。そういうことがなければ、バランスのとれた食事をとるように心がけて下さい。

Q15ステロイド剤を処方されますが、副作用が心配です。

A13ステロイド剤は、お医者さんの指示に従って正しく使う限りは、副作用の心配はありませんし、またアトピー性皮膚炎の治療などにはかかせない薬です。

ただし、ステロイドの塗り薬を顔に長期間使うと皮膚があれたりします。また、飲み薬を長期間使うと、子供の身長の伸びが悪くなったり、感染症にかかりやすくなったりします。病気で長期間使用しないといけない場合は、お医者さんによく話を聞いてみて下さい。