
夜中にミルクを飲みたがる
好き嫌いが出てきた
夜中まで起きて遊ぶ
いないいないばあを喜ばない
寝相が悪くなった
夜はパジャマにしないといけない?
おちんちんを触る
体重が増えないけれど…
よく汗をかく
うんちに赤い血が…?!
足をぴょんぴょんしない
電子レンジは使わない方がいいのですか?
まぶたを少し開けたまま眠っています
2回食にしたのに食べない
小児科の選び方の基準って?
これも後追い?
虫除け対策は?
赤身の魚はそろそろ与えてもいい?
38.5℃の熱がありました。こういうときはすぐ病院に?
人見知りをしない
濃い味付けはだめ?
「歯固め」は使わないほうがいい?
頭を激しく振る
熱が出たときの栄養補給は何がいい?
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監修:詫間由一(タクマこどもクリニック院長)慶應義塾大学医学博士
日本小児学会認定医
日本小児神経学会認定医
日本てんかん学会認定医
おなかのリズムのことやむし歯のことを考えると、できればミルクではなく、白湯や麦茶だけで寝かせたいところですね。のどが渇いたり口寂しくて泣いているときなら、白湯などで満足してくれるでしょう。
今までなんでも食べていたのに、急にすきなものしか食べなくなりした。
まだ好き嫌いがはっきりと決まる時期ではありません。赤ちゃんが一度食べなかったからといって嫌いと決め付けないようにしましょう。たまたま、口当たりが悪かったり、そのときの気分で食べたくなかったりすることはよくあるものです。まだ離乳食も2回
食のころですから、母乳やミルクから栄養は十分とっています。栄養不足や栄養バランスが悪いなどと心配することはありません。
夜8時ごろまで寝ていて、そのあと遊び、寝るのは2時過ぎなので大変。
大人が夜更かし型の生活をしていませんか?そろそろ朝はなるべく明るくなったら起きて、夜は早めに、遅くとも11時前には寝る、というリズムにしたいもの。夕方のお昼寝を短時間で起こしてお風呂に入れたり食事にしたりして、リズムを整えていきまし
ょう。
よその子はいないいないばあをキャッキャッと喜ぶのに、きょとんとして笑いません。
いないいないばあは、前に見たものが1度消えてまた現れるという連続性がわかるようになって喜ぶもの。喜ぶようになる時期は、個人差があります。またいないいないばあをを早いスピードでやると赤ちゃんは理解できません。赤ちゃんの注意をひきつけてからゆっくりとやってみると喜ぶこともあります。
寝返りができるようになった途端に寝相が悪くなり、ベッドの柵にぶつかります。
寝相が悪いのは元気な証拠。ベッドの柵にぶつかるくらいでけがをすることはありませんが、転落防止のために柵は忘れずに上げておきます。寝相が悪くて布団から飛び出して寝冷えするのでは?と心配されるお母さんがいますが、寒かったら泣いたり布団に戻ってくるのでいちいち布団をかけなくても大丈夫です。
むしろ部屋の暖めすぎや着せすぎで寝相が悪いこともありますから、背中などが汗ばんでいたら着ているものや室温設定などを調整しましょう。
遊びながら寝てしまうことも。どうしてもパジャマに着替えさせなくてはいけない?
昼夜の生活の区別をつけるためにできればパジャマに着替えさせたいものです。寝ている間は汗をたくさんかくのでひじやひざを覆うスタイルで吸湿性のいい素材を選びましょう。寝てるときも動きは激しいのでおなかが出ないシンプルな形がいいです。
おむつを替えるときに手を伸ばし、おちんちんを触っているのですが、やめさせてなくていい?
赤ちゃんにとっては身近にあって触れるものは自分の手足もお母さんの顔もおちんちんもおもちゃなのです。お母さんがどうしても気になるのならおむつを替えるときにお気に入りのおもちゃを持たせて見ましょう。
6ヶ月なってから体重の増えが悪くなりました。食欲もあり、機嫌もよいのですが。
寝返りを始めるなど体の動きも活発になってくるので、6ヶ月過ぎくらいから体重増加のカーブはゆるやかになってきます。またこのころになると初めて病気をする赤ちゃんも増えてきますが、体調をくずすとやはり体重の増えは鈍くなります。食欲もあって、機嫌がよいなら体重の増えが少なくても大丈夫です。
2〜3ヶ月間も体重が増えない、もしくは減ってしまった場合は受診しましょう。
汗っかきでお昼寝のときなど、シーツがびっしょりになるほどですが、平気?
赤ちゃん時代は新陳代謝が活発なので、汗をかきやすいものです。とくに寝入りばなは汗をかきやすいものです。夏ならエアコンを強めにかけたり、冬でも最初は掛け布団は少なめにするなど、暑すぎないように調整してあげましょう。赤ちゃんの背中に手をいれてみて、冷たくもなく汗ばんでもいなければ適温です。
また、汗をかいたままにしておくと、あせもやかぜの原因になるので、汗をふいたり着替えさせましょう。背中と洋服の間にタオルをはさんでおき途中で抜いてもいいでしょう。
うんちに赤い血が糸のようについていました。これって血便ですか?
うんちがかたいと肛門が切れて、うんちの表面に糸のように血がつくことがありますが、自然に治ります。また、トマトやいちごなどの赤い食べ物がそのままうんちに混じってうんちが赤く見えることがあります。うんちが赤くても、慌てず食べたものを思い出してみましょう。内臓などに出血があり、血便が出ているなら、うんちの中に血液が混ざっていたり、コールタールのように黒ずんだりします。そんな時は小児科を受診しましょう。
わきの下を支えて立たせても、他の子のようにぴょんぴょんしません。足が弱いのでしょうか?
すべての赤ちゃんが足を突っ張るのが好きなわけではなく、個人差があります。首のすわり、寝返り、おすわり、手の動きなど他の発達が順調なら心配はありません。
離乳食作りに電子レンジは欠かせません。でもある育児雑誌に、電子レンジの加熱は食品の栄養分を壊してしまうと書いてありました。電子レンジは使わない方がいいのですか?
電子レンジは、離乳食作りにはたいへん便利です。一般にビタミン類は熱によって破壊されます。特に離乳食では野菜類はやわらかくして食べやすくするためにじっくり火を通しますので、ビタミンは種類によってかなり壊れてしまうでしょう。ですから、火をよく通す離乳食の場合は、ガスや電気で調理してもそれほど変わりはないのです。
まぶたを少し開けたまま眠っているのが気になります。熟睡していないのでしょうか?
ちゃんと睡眠がとれているのであれば、何の心配もいりません。睡眠時などにまぶたが閉じるのは、まぶたの筋肉がゆるむことによって起きます。これは睡眠の程度とは関係ありません。
離乳食を2回食に増やしましたが、ほんの少ししか食べません。早すぎたのでしょうか?子供は6ヵ月です。
具体的に食べている量が判りませんので判断はできかねますが、2回食の場合、目安は1食におかゆ類小さじ6、野菜こさじ3、それに卵黄なら1/2以下です。ですが赤ちゃんが機嫌よく元気であれば、食べる量はそれほど問題ではありません。食材やつぶし方によっても食べなかったりしますので、工夫してみましょう。
どうしても食べないようでしたら、一度1回食にもどして様子をみましょう。
かかりつけの病院を決めておきたいけど、どこがいいのか判りません。どういう基準で決めたらいいの?
信頼のおけるホームドクターを決めておくことは、とても大切なことです。選ぶ場合のポイントを挙げてみましょう。
1.小児科のみで看板を掲げている、小児科専門の病院である。
2.ママの訴えをきちんと聞いてくれて、解るように説明し、不安を解消してくれる医師である。
3.薬の説明をきちんとしてくれる。
4.休日や夜間の診察をしてくれる。
5.家から近い。
6.待合室や診察室の環境が、明るく清潔感がある。
7.子供をきちんと扱ってくれる。
ですが、もちろん内科・小児科の看板を掲げている医院にもいい医師はたくさんいますが、子どもには子ども特有の病気や現象が多々あるため、できれば専門医が望ましいということです。また、近所のお友達からいろいろ情報を聞くのも参考にはなりますが、医師とママ、それに子どもとの相性もありますので、ママが医師と話して信頼関係が築けるかどうかを判断しましょう。
6ヵ月の子供がいます。そばにいると機嫌もいいのですが、離れるとすぐ泣いてしまいます。まだ後追いには早いのではと思うのですが。
きっと後追いが始まっているのでしょう。7〜8ヵ月となるにつれて、後追いはもっとひどくなってくると思われます。ママは大変ですが、これは赤ちゃんがママを特別な存在と認め、愛情と信頼を寄せていることを表す行動です。これから親子の結びつきをしっかり築いていく時期ですから、事情が許せばできるだけそばにいて相手をしてあげて下さい。泣いたらママが来て抱っこしてくれる、という安心感を赤ちゃんが感じることで、安定した親子関係がつくられるのです。
気をつけていても、いつの間にか虫さされで赤く腫れていたりします。市販の虫よけスプレーなどはあまり使いたくないのですが、刺されるより使った方がいいのでしょうか?
虫よけスプレーは、人によっては大人でもかぶれることがありますから、ましてまだ肌の弱い赤ちゃんには使わない方がよいと思います。また赤ちゃんがスプレーを吸い込んだり、スプレーした肌をなめてしまったりする危険もありますので、避けた方がいいでしょう。完全に防御するのはむずかしいですが、とりあえず虫の多そうな場所や時間帯はなるべく避けるようにします。お昼寝の時などは蚊屋を利用するのもいいと思います。刺されてしまったら、かいて引っ掻いてしまったりしないよう、かゆみ止めを塗ってあげましょう。
6ヶ月の子どもです。白身の魚が好きでよく食べるのですが、赤身の魚はまだ与えてはいけないのでしょうか?
一般に離乳食や病人食には白身を用いますが、それは赤身の魚に比べて身がやわらかく、脂肪が少ないからです。中期以降でしたら脂肪が少ない新鮮な赤身の魚を与えてもかまいません。後期以降になると鉄分が不足しやすくなるので、赤身の魚やレバーなどを充分に与えるようにしましょう。
夜中にぐずるので熱を測ったところ38.5℃の熱がありました。こういうときはすぐ病院に行った方がいいのでしょうか?
この頃の赤ちゃんは免疫力がきえてくる頃で、これからいろいろな病原体に出合い、自力で闘いながら自分の力で免疫力を備えていきます。そのためにはこういった発熱も避けられない過程です。夜中の38.5℃の発熱というのは迷うところですが、通常発熱だけでは救急外来を受診するにはおよびません。
ただし、意識が変だったり、呼吸が苦しそうだったり、ひどく顔色が悪かったりと、熱以外にも症状がみられる場合には夜中でも受診した方がいいと思います。
全く人見知りをしないので、発達が遅れているのではないかと心配です。
人見知りの度合いには個人差があり、時期も表し方も赤ちゃんによって違います。家族が多かったり、お店など人の出入りが多かったりするような家庭環境で生活している赤ちゃんは、それほど強い人見知りをしないようです。またママにしがみついて泣くような赤ちゃんもいれば、ちょっと表情を変えるだけの赤ちゃんもいるなど、表し方にも個性があります。
はっきり人見知りをしていなくても、ママや家族など親しい人への反応が明らかに違っていれば大丈夫です。
離乳食を始めてそろそろ2ヵ月になりますが、なかなか食べてくれません。何度か親が食べている料理を食べさせたらよく食べたので、味付けを少し濃くしたいのですが、なぜ薄味でないといけないのでしょうか?
離乳食には食べることを覚えるということ以外に、素材そのものの味や美味しさを知るという目的もあります。味覚が急激に発達するこの時期に濃い味に慣れてしまうと、繊細な味覚ができてきません。また、塩分が多いと赤ちゃんの腎臓にも負担がかかります。例えば昆布やかつお節などを上手に使い、天然だしを効かせると薄味でも美味しいですよ。
6ヵ月の子供ですが、歯が少し見えています。「歯固め」のおもちゃがよく売ってありますが、使用すると歯並びが悪くなると聞きました。使わない方がいいのでしょうか?
「歯固め」を使用したため歯並びが悪くなる、ということはありません。ただ必ず与えなくてはいけない物でもありませんから、「歯固め」にこだわらなくてもいいと思います。口にするものですから、使用する際には衛生面と安全面には気をつけましょう。
7ヵ月ですが、よく頭をぶんぶん激しく振ります。どうも眠い時にしているようなのですが、放っといて大丈夫なのでしょうか?
赤ちゃんが眠い時に頭を振るのは、比較的よくみられるしぐさです。ほとんどの場合一時的なものですので、他に気になる症状がなければ心配はいらないと思います。
7ヵ月です。熱を出した時の水分補給は、母乳でいいのでしょうか?それともイオン飲料のようなものがいいのでしょうか?
高い熱があると、体の水分が知らないうちに蒸発していき、健康な時よりも水分が多目に必要となります。いつも通りミルクや母乳を飲んでいても、さ湯やイオン飲
料などを摂れるようであれば、少し追加してあげて下さい。
さらに下痢や嘔吐がありひどい時は、脱水症になるおそれがあります。こういう状態では、市販のイオン飲料水では電解質や糖分のバランスがあまりよいとはいえません。小児科に受診し、必要であれば経口補液剤を処方してもらって下さい。