
大人が食べるものを欲しがる
手でグチャグチャにして、食べない
ストローでうまく飲めない
小食なのはどうして
朝寝坊で3食に出来ない
ものを持つのがいつも左手
歯がはえない
寝返りしない
はいはいで後ずさり
座ったきり動かない
はいはいしないのに、つかまり立ちをしたがる
テレビを見ると目が悪くならない?
フォローアップミルクに切り替えるかどうか
おかゆにしないと食べてくれない
おしっこの回数が減り、黄色くなった。
納豆はそのままあげてもいい?
泣き声で理由がわかる?
のどごしのよいものしか食べない
風邪のせいか何でも吐いてしまう
ウ−ロン茶や健康茶を飲ませてもいい?
鼻水とせきの時お風呂に入れていい?
あまり食べないけど3回食にするべき?
赤ちゃんを温泉に入れてもいい?
暖房をつけたままでも、体温調節はうまくいく?
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監修:詫間由一(タクマこどもクリニック院長)慶應義塾大学医学博士
日本小児学会認定医
日本小児神経学会認定医
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食事は一人よりみんなで一緒にするほうが楽しいもの。赤ちゃんも同じです。大人の食事をうまく離乳食タイムに合わせ、一緒に食事をするのもいいでしょう。大人がおいしそうに食べているものは、赤ちゃんも欲しがるもの。みそ汁や煮物があるとなにかと便
利です。薄味で作って大人が食べるとき調味料をつけるという方法もありますよ。
食事を手掴みで食べたがるのですが、グチャグチャにするだけでちっとも食べません
この頃の赤ちゃんは、なんでも手で触ったり、口で舐めたりして、それがどんなものかを確かめています。赤ちゃんにとっては食べ物もおもちゃも区別がつかないのは当然のことです。遊んでいるようい見えても、自分で食べる練習になっているのです。グチャグチャにするからといって、赤ちゃんに手を出させないでいると、自分で食べようという気持が育ちません。食卓周辺が汚れていたり散らかったりするのはしばらく仕方がないでしょう。
哺乳びんをやめたいのでストローの練習をしていますが、うまく飲めません。
ストローで飲むのは、哺乳びんで飲むのと口と舌の使い方が違うので、上手に飲めない赤ちゃんは結構います。小さ目のコップに短めのストローを入れて使うとうまくいくことがあります。また、水を入れたコップにストローで息を吹き込んでブクブクさせて遊
んでいるうちに、飲めるようになることもあります。
なかなか離乳食を食べる量が増えません。食後のミルクもあまり飲まないのですが
食べる量はとても個人差が大きいものです。大人でも食べる量は一人一人とても違いますよね。赤ちゃんも同じです。食事の量が少なくても元気で機嫌がよければ心配ありません。赤ちゃんが食べたいだけ食べさせて無理強いは止めましょう。
また「食事の量が少ないから食べてくれるならなんでも与える」と赤ちゃんにお菓子などたくさん食べさせるのは逆効果。お菓子だけでおなかいっぱいになって食事が入らなくなりがち。間食は与えず、十分おなかをすかせてから食事にするとよく食べることもあります。
朝10時過ぎに起きるのでなかなか3回食にできません。どうすればいいですか?
最近、朝食抜きの若者や大人が増えていますが、1回にたくさん食べることができない赤ちゃん時代から朝食抜きは避けたいものです。離乳食後期は3回の食事(+食後の母乳・ミルク)に2回の授乳が基本です。朝起きる時間が決まると生活リズムができて、逆に予定がたてやすくなります。
おもちゃもスプーンもいつも左手で持ちます。このまま左利きにならないかと心配です。
この時期はまだ触ったものをつかんでいる程度なので、左ばかり使っている程度なので左ばかり使っているからといって、左ききだとはかぎりません。利き手が決まるのはまだまだ先です。自然に右手をよく使うようになることもありません。
心配ならスプーンを右手に持たせるなど右手を意識的に使わせるといいでしょう。両手を上手に使えるようになるのがいちばんですね。
6ヶ月頃から前歯が生えると聞きましたが、まだ1本も生えてきません。
6ヶ月になると歯がはえ始める赤ちゃんが多く、下の前歯2本がちょこんとはえていたりします。しかし、歯の生え始めは、かなり個人差があります。10ヶ月でもはえていない場合もありますが、いずれはえてきますので心配はありません。
うつぶせにするとずっとそのまま。ちっとも寝返りしそうにないのですがほうっておいていい?
首すわり、おすわりはどの赤ちゃんも通る通過ポイントですが、寝返りやはいはいはそれをしないままあんよをする場合もあります。このころの赤ちゃんなら何の支えもなしにひとりでおすわりできていれば、心配要りません。
気になるなら仰向けに寝た赤ちゃん の片足を持ち上げてころりと転がすようにひねってみるなど、遊びながら体をひねる練習をしてみてもいいでしょう。
いつも後ろにずりずり。なかなか前に進みませんが、練習させたほうがいい?
はいはいを始める頃は、両手をうまくつかえないので、その場で回転したり、後ろに下がってしまう赤ちゃんもいます。そのうち上手になると、自然に前に進むようになります。はいはいの形はいろいろあって、ずっとずりばいする子もいれば、片手のひじをつい
て手でこぐようにして進む子もいます。
しかしそのうち、自然に両手両膝をついたはいはいをするようになるので、気にしなくて大丈夫です。
9ヶ月ですがはいはいもつかまり立ちもしません。運動神経が鈍い子にならないか心配です。
きっと座って遊んでいるのが好きな赤ちゃんなのでしょう。7ヶ月半ごろから10ヶ月ごろにはいはいを始める赤ちゃんが多いものですから、はいはいを始める時期は個人差が大きいものです。なかには、はいはいをしないで歩く赤ちゃんもいます。この月齢でおす
わりができるなら、運動発達が遅れていると心配することはありません。
そのうち、いろいろなものに好奇心がわくようになると、自然に動き回るようになるのでしょう。気になるなら、体を使う遊びを一緒にしてみましょう。
一般にははいはいの後につかまり立ちをしますが、順序が逆になる赤ちゃんもいます。いずれにしても、ほかの発達が順調なら心配はいりません。赤ちゃんがするように、自然にまかせましょう。はいはいしやすいように、部屋は片付けてなるべく広いスペースを作ってあげましょう。
顔をくっつけるようにして、近くでテレビを見ます。遠くで見せないと目が悪くなるのでは?
めまぐるしく変わる音や映像は、赤ちゃんにとって大変魅力的なもの。近づいて、見たり触ったりする赤ちゃんはたくさんいます。しかしこの年令では目が悪くなるほど長い時間、集中して見ることはまずないと思われます。ただしつけのことを考えると、長時間テレビをつけっぱなしにするのはやめて、外遊びなどの習慣をつけた方がいいでしょう。
もうすぐ9ヵ月になる男の子です。ずっと母乳なんですが、9ヶ月になったらフォローアップミルクに切り替えた方がいいのでしょうか?離乳食はちゃんと食べています。
フォローアップミルクは、基本的に離乳食が始まっている赤ちゃんに、離乳食ではとりきれない栄養素を補うという考え方のミルクです。母乳やミルクと比較するとたんぱく質が多いので、あまり早い時期から飲ませると赤ちゃんの胃腸に負担がかかります。ですから消化能力も発達してくる9ヵ月を過ぎてから使えるようになりますが、9ヵ月になったら必ずフォローアップミルクにしなければいけないという訳ではありません。そのまま母乳を続けて、1歳を過ぎてから牛乳に切り替えてもいいのです。
離乳食で、おかゆに野菜や魚などを混ぜておじやにすると食べますが、別々に調理すると食べてくれません。そうしたら食べさせられるのでしょう?
この頃になると一般に味覚が敏感になり、新しい食品の味に慣れにくい神経質な赤ちゃんや、あまり食欲のない赤ちゃんはおじやを好むようです。水分が多く、とろみがあるので飲みこみやすいのではないでしょうか。
野菜や魚はホワイトソースやケチャップと混ぜたり、かたくり粉でとろみをつけたりして、くさみを消したり食べやすくする工夫をしてみましょう。無理強いするとかえって好き嫌いの原因になるので、無理は禁物です。
暑くなったからか、おしっこの回数が日に3回くらいになり、色がとても黄色くなったようです。元気だし機嫌もよいのですが、心配はないのでしょうか?
尿には身体の中の水分や塩分の量を調節したり、不要になった老廃物を身体の外に出したりする働きがあります。夏の暑い時は、体温調節のためたくさんの汗がでます。すると尿として出す水分量が減ってしまい、老廃物を多く含んだ濃い尿が出るのです。暑い時は、充分に水分補給をしてあげましょう。
納豆は離乳食にもいいと聞いたので食べさせたいと思いますが、大人が食べるようにそのままあげればいいのでしょうか?
納豆は良質のタンパク質があり、消化もよい食品です。赤ちゃんにはすり鉢ですりつぶしたり、包丁で細かく刻んだりして、おみそ汁に入れたり野菜と炒めるなど、一度火を通して与えます。予め刻んだひきわり納豆も市販されていますが、できるだけ手の入っていない粒のものを利用する方がいいでしょう。
赤ちゃんの泣き方で、その理由を推測することができるでしょうか?どんな泣き方の場合に、重大な病気を心配する必要がありますか?
火がついたように激しく泣く時は、どこか痛がって泣いているのではという推測ができますが、泣き方でその理由を知るのはなかなか難しいと思います。泣き声だけでなく、体の動きや目つき、顔色など全体の様子をよく見ることが大切です。
しかし赤ちゃんの様子がいつもと違うという判断ができるのは、普段からその赤ちゃんの世話をしている人だけではないでしょうか。普段泣いた時の様子や動きなどをよく見て覚えておけば、いつもとは違う泣き方に気づき、病気なども早く発見できると思います。
プリンやヨーグルトなどは喜んで食べますが、ご飯や野菜などは、どんなにつぶしても飲み込まず吐き出してしまいます。栄養面で心配なのですが。
この頃はまだ飲み込みの機能が一般に未熟ですから、栄養面よりも食べることに慣れることが大事です。無理強いしているとますますいやがるようになってしまいますので、初期の離乳食に戻ってのどごしのよい豆腐や茶椀蒸しなどを与えてみましょう。体重も増え、元気な様子でしたら心配はないと思います。どうしても心配であれば、医師や栄養士に相談しましょう。
風邪のせいか食べたものをすぐ吐きます。ミルクも吐いてしまうので水分不足が心配なのですが…。
吐き気が強いようでしたら、小児科医に相談して吐き気止めの座薬を処方してもらうこともできます。水分は吐きにくいものを選んで、少量をこまめに補給してあげないといけませんが、のどを刺激したり消化の遅いものは吐きやすいのでオレンジジュースや牛乳などは避けましょう。どうしても受け付けず脱水の症状が出てきたら、点滴を受けたりする方法もありますので小児科を受診しましょう。
ウーロン茶や日本茶、紅茶などのカフェインの量はほうじ茶とほとんどかわらないので、赤ちゃんに与えても問題はありませんが、大人が飲む濃度の2〜3倍にうすめて与えましょう。健康茶などは入っているものの種類にもよりますが、下痢を起こす場合もありますので避けた方がいいでしょう。また海外旅行のお土産や輸入もののウーロン茶は、衛生面などで問題がある場合もありますので、十分に加熱して使用しましょう。
風邪をひき、熱は下がったのですが鼻水とせきがまだ出ています。元気だし機嫌もいいようですが、お風呂はまだ入れない方がいいのでしょうか?
熱がなく元気もあるようでしたら、お風呂に入れてもかまわないと思います。ただ短めに入れて疲れさせないようにしたり、ちゃんとあたたまって湯冷めをさせないように気をつけましょう。
食が細く、2回食すら満足に食べていない状態なのですが、それでも3回食にしないといけないのでしょうか?
あまり食べないということですが、その原因はなんでしょう?母乳やミルクをたくさん飲んでいませんか?食事と食事の間はしっかりあいているでしょうか?またはじっと座っているのがいやなのでしょうか?育児書などに書いてあるからといって、焦って3回食にする必要はありませんので、まずは様子をみて2回の食事をしっかり食べられるようにしましょう。
それに大人と同じで、赤ちゃんにも好みや食べ方には個人差があります。少なければ少ないなりに、バランスがとれていればいいと思います。
温泉が大好きで、出産前はよく行っていました。もうすぐ10ヵ月なんですが、赤ちゃんを連れて温泉に入ってもいいですか?
赤ちゃんにとって最適なお湯の温度は38〜40度ですが、温泉のお湯の温度は比較的高いことが多く、赤ちゃんには快適とはいえません。さらに温泉の成分は赤ちゃんのデリケートな肌にとっては強すぎる場合が多く、これも注意が必要です。感染の心配もありますし、また逆に赤ちゃんが湯舟におしっこやうんちをしてしまうという心配もありますので、温泉に入れるのはもう少し待った方がいいでしょう。
ただ温泉によっては赤ちゃんが入れるところもありますので、事前に問い合せてみては。いずれにしても、入浴すると大人でもかなりのエネルギーを消費しますので、短時間ですませましょう。
9ヵ月の子供がいます。冬場は寒いので、部屋をずっと温かくしています。寝る時も暖房をつけたままなのですが、体温調節がうまくできないようになると聞いて不安になりました。寝る時部屋は寒いほうがいいのでしょうか?
インフルエンザなどにかかっている時は、部屋を暖かくして湿度を保つようにするのが基本になります。これは、本人のためにも、周りの人への感染を防ぐためにも必要になります。ただし、健康な時は室温にそんなに気を配る必要はないと思います。ちゃんとフトンとかぶせてあげれば、部屋は寒いままでも大丈夫でしょう。