
おっぱいを吸わないと眠らない
哺乳瓶の卒業はいつごろ?
食べ物をおもちゃにする
夜中も水分を欲しがる
かまないで丸呑みする
包茎みたい
すぐ靴下を脱いでしまう
はいはいで階段をのぼる
シャンプーすると泣く
狭いところにものを入れたがる
歯がなかなか生えてきません
離乳食を食べてくれません
断乳後はフォローアップミルク?
自分から食べない
予防接種を受けてない
とびひが治らない
おむつ替えを嫌がる
激しく泣いていたと思ったら、縮こまって顔が真っ青に…
唇の両側がひび割れる
インフルエンザは何歳から受けられる?
眠っている間に動いてすっかり布団から出てしまいます
夫が「高い高い」をしたり…「ゆさぶられっこ症候群」が心配です。
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監修:詫間由一(タクマこどもクリニック院長)慶應義塾大学医学博士
日本小児学会認定医
日本小児神経学会認定医
日本てんかん学会認定医
昼間のおっぱいの回数が減っていて、十分に食事が進んでいるなら、この時期おっぱいを夜寝る前に飲んでいても良いと思います。お母さんの腕の中で安心して眠ることは、赤ちゃんとお母さんとの大切なスキンシップにもなっています。無理にやめることはあ
りません。おっぱいをやめる時期に決まりはないので、2歳くらいまでに卒業できればいいなとおおらかに考えましょう。
食事のときはコップで牛乳を飲むのに寝る前のミルクだけは哺乳瓶で無いとダメ。卒業させないといけない?
離乳食は順調に進んでいるか(栄養が離乳食から十分とれているか)、コップでしっかり飲めるようになっているか(水分補給がきちんとできているか)など赤ちゃん一人一人のコンディションによっても違うので、いちがいにこの時期になったら哺乳瓶は卒業
しなくてはいけないとは言えません。しかし、哺乳瓶でずっと飲んでいるとその予防を考えると、いつまでも哺乳びんを使わせたくはありません。コップで飲めて、離乳食もたくさん食べているようなら卒業してもいいですね。
離乳食のとき、食べ物をつかんで投げたり、グチャグチャにしたりして遊んでいます。うまく食べさせる方法はあるの?
赤ちゃんにとって食べ物とおもちゃの区別はありません。大人の常識は通用しません。赤ちゃんがいろいろなことを学んで大人になっていく過程には、どうしても必要なステップがあります。1歳すぎのころに食べ物をぐちゃぐちゃにしてその感触を楽しむのも、手で持って食べるようになる前の大切なステップで、ごくごく普通のことです。時期を待ちましょう。
夜中に起きて飲物を欲しがります。どんなものをどれくらいあげていいのでしょうか。
水分のとり方は個人差が大きく小さい頃は1回に少ししか飲めないので何回にもわけて水分を取る子がいます。離乳食をきちんと3食とっているのならば夜中は白湯や麦茶をのみたいだけ飲ませてあげましょう。
夜中のミルクは虫歯のことを考えるとできれば避けたいのですが、離乳食が進まず、おなかが空いてしまうということならしかたありませんね。
野菜も肉もかまずにそのままゴックンと飲み込んでしまうけどおなかを壊さない?
ちょうどかみやすいかたさの食事かどうか見直してみましょう。フライドチキンなどかたすぎる食べ物だとかまずに飲み込んでしまうことがあります。逆に歯応えのないものだけを食べさせていてもかむ練習ができません。
かたすぎるかなと思ったらもう少しやわらかめにしましょう。煮るときは形が残るくらいにしましょう。ある程度の大きさにしたものや薄切りにしたりんごなどはかみやすいものですよ。
この頃は多くの子どもは、むこうとしてもむけない真性包茎や、むくと少しむける仮性包茎です。皮を軽くつまんで根元を少し戻すようにしておしっこの出る穴が見えるようならまず大丈夫。真性包茎の場合でも、ほとんどの子どもは段々むけてきます。成長するにつれて自然にむけてくるので様子をみましょう。
無理にむくと血がでたり痛がったりするのでやめてください。おちんちんの先が赤くなる場合は包皮炎という病気のことがあり受診しましょう。真性包茎で、包皮炎を繰り返す場合は、包茎の治療を考えた方がいいので、小児科か泌尿器科に受診して下さい。
靴下をはかせてもすぐに自分で脱いでしまいます。かぜひかない?
家の中では子供には靴下を履かせる必要はありません。靴を履くときに皮膚が擦れてしまうので靴下をはく、というぐらいでいいでしょう。
子供は基本的に暑がりです。かぜをひく心配はまずありませんよ。
階段が好きで、はいはいでのぼっていってしまいます。危なっかしいし、実際に危ないのでやめさせたいのですが、どうしたらいい?
いつもと違う場所、高いところに移動したいという赤ちゃんの意欲の表れですから、やめさせてしまうのは残念ですね。お母さんが目の届かないところは危なくないように市販のガードなどをつけましょう。
そばについていられるときは、できるだけ赤ちゃんの挑 戦につきあってあげてください。はいはいからつかまり立ちと、だんだん動きも器用になって上手にのぼれるようになっていきます。楽しく成長を見守ってあげましょう。
シャンプーが大嫌いでいつも大泣きします。上手に済ませる方法はない?
シャンプー嫌いの赤ちゃんは多いですね。頭や顔にお湯がかかるのが不愉快なのでしょう。とくに、シャンプーが目に入って痛かったという経験をすると嫌がることが多いでしょう。対策としては毎回毎回しっかりとシャンプーをするのではなく、頭の汗を流すだけの日をつくる、お湯が顔にかからないように手早くシャンプーする、などがあります。
シャワーは嫌でも手桶やじょうろでかけるのはOKという子もいます。シャンプーハットを使って立たせたまま洗う方法もあります。何を嫌がっているかをよく観察して、解決方法を見つけていきましょう。
狭いところが気になるらしく、所かまわずものをいれたがります。やめさせたいのですが?
ものを投げたり隙間に出し入れしたりするのは、この時期では普通のことで成長の過程です。やりたがっているものを無理にやめさせるよりも、隙間をテープでふさぐなどして、事故が起きないよう予防することに力を入れましょう。大切なものや危険なものは赤ちゃんの手が届かないところにしまっておきましょう。
乳歯が生える時期はかなり差がみられますが、1歳過ぎても1本も歯が生えないことは、今後の離乳食の進め方にも影響してきます。歯の発育や生える時期は何が影響しているのか、現時点では充分判っていません。全身の発育、特に骨の発育と関係しているとも考えられています。歯科医に相談し、乳歯の芽があるかどうか確認してもらいましょう。
離乳食をほとんど食べません。牛乳ばかり飲んでいて、1日1リットルほど飲んでいます。栄養不足にならないでしょうか?
牛乳はたんぱく質や脂肪が濃厚に含まれているので、牛乳を1日1リットル飲めばこのころの子供が必要とするエネルギーの約3分の2を、たんぱく質はほぼ全てをとっていることになります。しかし牛乳には鉄やビタミンCはほとんど含まれていませんので、「牛乳性貧血」が気になります。まず牛乳を300〜400ml程度に減らして空腹感を起こさせ、食事に少しづつ慣らしていきましょう。
ずっと母乳でしたが、離乳食もよく食べるし、そろそろ断乳しようと思います。断乳後はまずフォローアップミルクを飲ませた方がよいのでしょうか?
断乳後の食生活を考えると、食事と間食だけで充分なカルシウムをとるのは難しいため、牛乳か育児用ミルクを1日300〜400mlとる必要があります。しかしよほど離乳食の進み方がおくれているとか、食が極端に細いということがなければ、フォローアップミルクを使う必要はありません。コップで飲む練習をするにもいい時期ですので、牛乳をコップで飲ませてあげましょう。
もう1歳になりますが、自分から手を出して食べようとしません。手に持たせたら食べたりもしますが、他のものは食べさせるのを待っている状態です。汚すことをしかったりした事もないのですが…。
食事の時、赤ちゃんはお腹が空いている状態でしょうか?まずそれが大前提ですね。それにスプーンやフォークを使って自分で食べられるようになるのは1歳半から2歳すぎからですから、まだ無理なのでしょう。手で持てば食べるのでしたら、野菜や果物など手に持てるメニューを増やしてあげましょう。ただまだ使えなくても、赤ちゃん用のスプーンやフォークは用意してあげて、大人が一緒に食卓を囲み食べるところを見せてあげましょう。
1歳1ヵ月になる男の子です。今までちょうど体調を壊したりして、受けていない予防接種があります。これからでも受けた方がいいのでしょうか?
予防接種はできるだけ受けた方がいいと思います。どの予防接種を受けられているのかわかりませんが、既に1歳過ぎてるとのことですので、まず麻疹(はしか)を受けることをお薦めします。次にツベルクリン反応・BCG。これは集団接種で行っているところが多いので、日程も確認しましょう。その次は三種混合。1年目は約4週おきに3回続けて接種を受けて下さい。(BCGと三種混合は、順番が変わっても大丈夫ですし、三種混合の途中に他の接種が入っても結構です。)それからポリオですね。この他では日本脳炎がありますが、標準では3歳から接種が始まりますのでまだ先です。
以上は法律に定めてあるワクチンですが、任意接種で、水ぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザなどもありますので、計画をたてておきましょう。
保育園に通わせていますが、虫刺されからとびひになってしまいました。病院で抗生物質を貰い、もう2週間になりますが、治らずに広がってるようです。とびひじゃないのでしょうか?
とびひの治療で大切なことは、皮膚を清潔にし、抗生物質を飲むことです。ひどい時にはセッケンを使用し、掛かり湯やシャワーなどで清潔にしてあげましょう。薬は抗生物質を服用しますが、なかなか効かない場合もあります。薬を変えるなどの方法もありますので、もう一度受診して事情を話し、別の薬を処方してもらう等、主治医と相談してみましょう。暖まるとかゆみは強くなりますので、クーラーを利用したり局部を冷やしたりして、かゆみを緩和したりしてあげましょう。
おむつ替えのときおむつをはずすと、つけるのをいやがって逃げ回るので困っています。
赤ちゃんはママに追いかけてもらうのを楽しんでいるのかもしれません。部屋が暖かければ、しばらく裸のままで遊んであげてからおむつをしてみてはいかがでしょう。また、パンツ型のおむつならばつけるのも楽ですよ。
激しく泣いていたとき、急に手足を縮めて息がとまったようになり、顔が真っ青になりました。その後すぐ普通にもどったのですが、すぐ病院へ行くべきでしょうか?
ご相談の症状は「憤怒けいれん」もしくは「泣き入りひきつけ」と呼ばれるものだと考えられます。
通常は1分以内で治まりますが、1分以上息ができなかったり、顔色が蒼白になるようであれば急いで処置しなければなりません。そうでない場合は、夜間や時間外に急ぐ必要はありませんので、翌日かかりつけの小児科医に受診しましょう。
唇の両側がひびわれて痛がります。この症状になるのは胃が悪いと聞きますが、病院で検査した方がいいのでしょうか?
唇の両側の部分を口角といい、切れたりした状態を口角炎と呼んでいます。胃が悪いのが原因ではなく、細菌やカンジダなどのカビ感染、アトピー性皮膚炎、ビタミンB2不足などが原因で起こります。原因によって使用する薬も違いますので、小児科医か皮膚科医に相談しましょう。
インフルエンザの予防接種を受けさせようと思うのですが、子どもは何歳から受けるものなのでしょうか?
インフルエンザの場合決まった年齢はなく、医療機関によっても違います。1歳未満でも受けることができますので、希望される場合はかかりつけ医に相談しましょう。ウィルスはどこから持ち込まれるかわかりませんので、予防接種はご家族全員で受けるのが望ましいですね。
1歳の子供ですが、眠っている間に動いてすっかり布団から出てしまいます。かといって寝付く時は薄着でないと汗びっしょり。かえって風邪を引きそうで心配なんですが…。
お子さんによっては夜寝ていて、すごく動き回って布団からはみだしてしまいますね。本当に寒い時は、ちゃんと布団に戻ってたりするものですが・・・。
あまりいい知恵はありませんが、眠った後にチャック付の毛布の寝間着でくるんであげて、少しでも冷えこむのを防いであげればいいでしょう。
1歳の子供ですが、パパが足を持ってぶら下げたりたかいたかいしながら放ったりします。落としたりはしませんし子供も喜んでますが、「ゆさぶられっこ症候群」のことが心配です。大丈夫なのでしょうか?
「高い高い」をしてあげると小さな子供は大喜びしますね。一方、「ゆさぶられっこ症候群」といって、強い振動や頭をたたかれたりしたことが原因で、乳幼児が頭蓋内出血することもあります。大部分は虐待の結果ですが、稀に過度のあやしすぎが原因ではないかと考えられるものもあります。
子供とのコミュニケーションはとっても大事です。しかし、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしですので、極端なことはないように気をつけるようにしましょう。