妊娠編

子育て中のママにとって不安や悩みは尽きないものですが、特に「トイレトレーニング」は多くのママの悩みの種になっているようです。質問を多く頂いていますので、お答えしていきたいと思います。

Q11歳8ヵ月の男の子の母です。実母から「もう1歳過ぎてるんだから、おむつははずさなくちゃ!」といわれました。周りのママ仲間の間では、2歳半なのにまだおむつをしている子がいるかと思えば1歳半でもうはずしてる子もいてまちまちです。いったい何歳でトイレトレーニングを始めるのが正しいのですか?

A1トレーニングを始める目安として「夏場がいいから」「2歳(1歳半)になったので」「同じ月齢の友達が始めたから」などの理由をよく聞きますが、どれも適切なものとは言えません。確かに以前は「薄着なので衣服の着脱がしやすい」「風邪をひきにくい」「洗濯物が乾きやすい」などの理由から夏のトレーニング開始が推奨されたこともありましたが、今は冬も暖房で部屋は暖かですし、あくまでもトレーニング開始の目安は、季節ではなく子どもの成長や発達の度合いなのです。

 まずお子さんがトレーニングを始められる段階まで達しているかどうか、次の条件を目安にチェックしてみましょう。

1.ひとりで上手に歩ける。
2.大人の言うことがある程度理解でき、簡単な受け答えができる。
3.おしっこの間隔が2〜3時間くらいあくことが多くなる。

 一般にこれらの条件を満たすのは2歳過ぎくらいですが、成長や発達の度合いは個人差があり、必ずしも同じ月齢だから同じように発達しているとは限りません。膀胱におしっこをためられる量にも個人差があり、間隔にも差がありますので、まずは子どもの様子をじっくり観察し、子どもの生活リズムに合わせてチェックしてみて下さい。

Q2トレーニングを始めて3回目くらいでおしっこができて喜んでいましたが、その後だんだんトイレに行くのもいやがるようになりました。どうしたらいいのでしょうか?

A2一度は出来たのに、その後いやがったり出来なくなったりすることはよくあることです。親が気づいていなくても、子どもには何かいやになる理由があったのかもしれません。トレーニングはちょっと中断して、しばらく様子を見てみましょう。

Q3いつも教えるのはおしっこが出た後。そろそろかなと思ってトイレに連れていくと「出ない」というのに、その直後におもらししたりして、もうイライラの毎日です。

A3トイレトレーニングで大切なのは、親も子もゆったり構えてリラックスしていることです。焦りは禁物!ママがイライラすると、子どもは敏感にプレッシャーを感じ取り、反対にトイレを嫌がるようになることもあります。よくいわれるように、いつまでもおむつをしている子どもはいません。いつかは自然にとれるものです。あまり厳しくせず、長い目でみてあげましょう。

 発達段階の途中で「おしっこ」をうまく告げられなかったり、おもらししてしまうことはよくあることです。「出た」と教えてくれるのでしたら、その時はたくさん誉めてあげましょう。

Q4紙おむつだとおしっこで濡れた気持ち悪さがわからないので、おむつ離れが遅くなると言われました。布おむつやパンツで濡れた感覚を教えた方がいいのでしょうか?

A4よく聞く話ですが、「おしっこが伝えられるようになる」ことと「濡れて気持ち悪い感覚を自覚する」こととは直接関係がないことが判明しています。紙おむつでも心配はいりません。また布おむつやパンツを濡れたまま放っておくと、ムレたりかぶれたりする原因にもなりますのでやめましょう。

Q5おまるに座ったりはしますが、そもそも「おしっこをする」ということを理解していないようです。どうやって教えたらいいのでしょう?

A5子どもは今まで何も意識せずにおしっこをしていたのですから、すぐには理解できないのが当たり前です。着替えをしたりお風呂に入ったりした時など、たまたまおしっこが出た時に「これがおしっこだよ」と教えてあげましょう。何度か繰り返しているうちに解ってきます。

Q6今トレーニング中ですが、まだまだ失敗ばかりです。おもらしするのが恐くて外出するのも憂鬱なんですが…。

A6「おもらしをしないように」とハラハラするよりも、「おもらししてしまったらどうするか」を考えてしっかり準備をしていれば、お出かけも安心です。着替えはもちろん、汚れたものを入れる袋、タオルなどを忘れず携帯するようにしましょう。

 しかしまだお家の中でも失敗が多い場合は、無理して布のパンツをはかせるよりも、お出かけの時だけパンツタイプの紙おむつや厚手のトレーニングパンツなどにかえてもいいと思いますよ。

Q7トレーニングを始めたいのですが、まずトイレに行ってくれません。どうやって誘ったらいいのでしょう?

A7まず明るく楽しい雰囲気を作りましょう。お子さんの好きなキャラクターがあればその便座を用意したり、ポスターやカードを貼ってみたり。また「便座に座ったらシールを1枚貼る」など決めて、本人にシールを貼らせたりするのも効果的なようです。トイレでできなくても叱ったりせず、行って座ったことをうんと褒めてあげて下さい。